*差し止めの入国禁止令、最高裁は許容
記事年月 | 2017年4月-6月 |
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号数 | 75 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-8. 北米・中南米】 |
国名 | アメリカ |
トピック | |
記事タイトル | *差し止めの入国禁止令、最高裁は許容 |
本文テキスト | 最高裁は6月26日、一部のイスラム圏の国からの入国を制限する大統領令の差し止め処分を条件つきで解除すると発表した。同大統領令は1月に発令されたが、イスラム教徒を対象とした差別であるとして連邦地裁が差し止め、制限を緩めた修正版大統領令も連邦地裁が差し止めを命じると、政権側は反発し最高裁に上訴していた。執行される大統領令は中東・アフリカ6ヶ国からの入国や難民受け入れを一定期間停止する一方で、永住権やビザの所持者に加え、米国内に住む人の親族など米国と「真正な関係」を持つ渡航者には入国を認めるという例外規定が設けられた。今回は大統領令の違憲判断はなされておらず、同令が特定の信仰に対する差別にあたるかどうかは10月以降に判断される(読売・夕6/27ほか)。 [→『ラーク便り』74号57頁参照] |