*アンコール遺跡で祭祀場らしき遺構を発見

*アンコール遺跡で祭祀場らしき遺構を発見

記事年月 2017年7月-9月
号数 76
媒体 国外
大分類 【B-2. 東南アジア】
国名 カンボジア
トピック
記事タイトル *アンコール遺跡で祭祀場らしき遺構を発見
本文テキスト  アンコール・ワットなどで知られるアンコール遺跡群の一部で、新たな遺構が1つ発見されていたことが分かった。発見したのは奈良文化財研究所のチームで、2016年7月に始まった「西トップ遺跡」地区の発掘調査が進む中、祠堂を解体した後に残された地下部分から出土した。れんが造りで正方形の遺構から人骨らしき骨片が見つかったため、そこで祭祀儀礼が行われていた可能性もあるとみられている。「西トップ遺跡」はヒンドゥー教寺院が仏教寺院に転換された歴史を持つと考えられており、今回の発見がアンコール遺跡全体の謎の解明に寄与することが期待されている(朝日・夕7/4)。
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