*「老衰」が10年で3倍に
記事年月 | 2017年7月-9月 |
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号数 | 76 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *「老衰」が10年で3倍に |
本文テキスト | 特定できる病気がなく自然に死を迎える「老衰」が急増している。厚生労働省の人口動態調査によれば、老衰は2000年代から急増し、2015年には約8万5千人に上った。2005年の約2万6千人と比べると約3倍に増加し、死因としても7位から5位に上昇。専門家からは老衰増加の要因として、高齢者の増加とともに、終末期の在り方に対する社会の意識の変化を指摘する声が上がっている。在宅医療・在宅看取りの広がりによって死の原因よりも最期に至るまでの生きた過程に重きを置く傾向に変わってきたため、積極的な診断や無理な延命治療を望まない人が増加し、老衰と診断されるケースが増えているという(東京・東京・夕7/22ほか)。 |