*ヘブロン旧市街が世界遺産に登録決定

*ヘブロン旧市街が世界遺産に登録決定

記事年月 2017年7月-9月
号数 76
媒体 国外
大分類 【B-4. 中東・西アジア】
国名 パレスチナ
トピック
記事タイトル *ヘブロン旧市街が世界遺産に登録決定
本文テキスト  ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区南部に位置する「ヘブロン旧市街」が、パレスチナの申請を受けてユネスコの世界遺産に登録されることが、7月7日に決定された。同地にはイスラム教とユダヤ教双方に共通の聖地があるため、ユネスコが同地をイスラム教徒の多いパレスチナの聖地として認めたと捉えたイスラエル側が強く抗議している。今回の登録決定を受け、イスラエルのネタニヤフ首相は国連への拠出金を100万ドル(約1億1400万円)削減すると発表した。共通の聖地とは、イスラム教で「イブラヒム・モスク」、ユダヤ教で「マクペラの洞窟」と呼ばれる史跡で、聖書に登場するアブラハムと妻サラが葬られた場所とされる。イスラム教徒とユダヤ教徒が同じ建物の中で壁を隔てて礼拝を行う(読売7/10ほか)。
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