*性的虐待の調査結果で目立つカトリック

*性的虐待の調査結果で目立つカトリック

記事年月 2017年10月-12月
号数 77
媒体 国外
大分類 【B-1. 東アジア・太平洋地域】
国名 オーストラリア
トピック
記事タイトル *性的虐待の調査結果で目立つカトリック
本文テキスト  子どもに対する性的虐待を調査するために2013年1月に設置された政府の独立調査委員会が、5年にわたる調査結果の最終報告書を12月15日に公表した。委員会は教会の他、子どもがかかわる様々な団体にまで対象を広げ、過去90年分にわたって調査を進めてきた。今回の報告書は性的虐待の経験を持つ7981人を対象に行った聞き取り調査の結果に基づいている。分析済みの6029人が宗教関連団体で被害を受け、カトリック教会が2489人、英国国教会が594人など、ほとんどがキリスト教関連。被害者の約60%が男性で、約15%が先住民。約60%が50歳以上で、虐待を受けた時の年齢の平均は10.4歳だった。加害者の約30%が聖職者、約20%が教師、約10%が里親であり、90%を男性が占める。報告書はカトリックでの被害について、結婚などを禁じる「禁欲主義」を課された聖職者に性的虐待を行う傾向があると指摘し、国内のカトリック教会に対し、バチカンに「独身主義を任意とするよう求めるべきだ」と提言した(朝日12/16ほか)。
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