*党大会で宗教統制を強化
記事年月 | 2017年10月-12月 |
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号数 | 77 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
国名 | 中国 |
トピック | |
記事タイトル | *党大会で宗教統制を強化 |
本文テキスト | 中国共産党の習近平国家主席は、第19回共産党大会初日の10月18日に、党トップとして初の政治報告を行い、そのなかで宗教活動を「社会主義社会に適応するよう積極的に導く」と表明した。党の宗教、民族問題などを統括する中央統一戦線工作部の張裔炯副部長も21日の党大会に合わせた記者会見で、宗教政策の基本方針を「導」との言葉で表現し、共産党が宗教活動を指導し統制を強化する姿勢を示した。中国の憲法は信教の自由を保障しているが、「社会秩序を破壊してはならない」などの条件も付いている。習国家主席は2012年の就任後、党の宗教活動に対する統制強化に繰り返し言及しており、非公認のキリスト教地下教会などへの圧力が続いている(毎日10/24)。 |