*地元観光ガイドから削除されたタージ・マハル

*地元観光ガイドから削除されたタージ・マハル

記事年月 2017年10月-12月
号数 77
媒体 国外
大分類 【B-3. 南アジア】
国名 インド
トピック
記事タイトル *地元観光ガイドから削除されたタージ・マハル
本文テキスト  9月27日に発行されたウッタル・プラデーシュ州作成のガイドブックの歴史的建造物一覧に、州内にある世界遺産タージ・マハルが不掲載となった。タージ・マハルはイスラム王朝ムガル帝国期に建造された廟で、インドを代表する観光地でもある。背景には、インド人民党(BJP)出身で強硬なヒンドゥー至上主義者として知られる州首相ヨギ・アディティヤナート氏の影響があったと考えられている。国内には不掲載への反発の声もあるが、BJPのサンギート・ソン議員は「シャー・ジャハーンはヒンドゥー教徒を抹殺したいと思っていた」と持論を述べ、「(タージ・マハルは)インド文化の汚点」と言い切り削除を擁護している(産経10/20)。
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