*「孤立死」初の広域調査、1万7千人超
記事年月 | 2017年10月-12月 |
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号数 | 77 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *「孤立死」初の広域調査、1万7千人超 |
本文テキスト | 読売新聞が全国47都道府県警と東京都監察医務院に行った取材で、2016年の1年間に「孤立死」した人が、19道県と東京23区で約1万7千人に上ることがわかった。これまで「孤立死」に関する統計は民間の研究機関による推計値や特定の自治体だけの数値しかなく、公的機関が把握する実数が一定規模で判明するのは初とみられる。なお「孤立死」という言葉に法的な定義はないが、今回の調査では「自宅で死亡し、警察が検視などで関与した独居者(他殺、自殺を除く)」と定義している。 19道県と東京23区での死亡者数全体に占める「孤立死」した人の割合は3.49%で、最も高い東京23区で5.58%、最も低い佐賀県では2.12%だった。東京23区で「孤立死」した人の傾向について、同院のデータによれば、性別では男性が7割を占め、最も多かった年代は男性が65~69歳(約19%)、女性は85歳以上(約29%)だった(読売・東京10/29)。 |