*戦災遺骨約40万体、遺族に引き取られず
記事年月 | 2017年10月-12月 |
---|---|
号数 | 77 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *戦災遺骨約40万体、遺族に引き取られず |
本文テキスト | 東京新聞の取材により、太平洋戦争の空襲や沖縄戦など国内の戦災で犠牲となり、遺族に引き取られていない遺骨が全国36ヶ所に計約40万体あることが判明した。取材では、空襲死者が100人以上とされる85都市と沖縄県を中心に、都道府県や市区町村、寺院などへの聞き取り調査を行い、それぞれが管理している遺骨数を累計した。民間人の戦災遺骨についてはこれまで全容は知られておらず、取材に対して「把握していない」と答える自治体も多かったという。 国内の戦災犠牲者は60~70万人と推定されており、今回明らかになった遺骨の数はその半数以上。同紙は「国は海外で軍人の遺骨は収集しているが、民間人の戦災遺骨については寺院や地域任せの実態が明らかになった」と指摘している(東京・東京12/4)。 |