*各地で反政府デモ、ハメネイ師非難も
記事年月 | 2017年10月-12月 |
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号数 | 77 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | イラン |
トピック | |
記事タイトル | *各地で反政府デモ、ハメネイ師非難も |
本文テキスト | 首都テヘランをはじめとする国内各地で12月28、29日の両日、物価上昇などに抗議する市民らの反政府デモが相次いで行われ、50人以上が拘束された。テヘランの南に位置するシーア派聖地コムでもデモが発生し、「政治犯を釈放せよ」「イスラム指導者は神のまねをしている」との声が上がった。最高指導者ハメネイ師に対して「国を去るべきだ」と名指しの抗議を行う市民の姿もあったという。イランでは対立するアメリカやイスラエルに対する抗議デモは容認されてきたが、反政府デモは異例。政教一致の体制を敷くイランでは、強い権限を持つ最高指導者に対する批判はタブー視される傾向にある(東京12/31ほか)。デモはその後も拡大を続け、1月2日までに少なくとも22人の死者が出た(朝日1/3)。 |