*下院選で反イスラム政党が10%得票
記事年月 | 2017年10月-12月 |
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号数 | 77 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
国名 | チェコ |
トピック | |
記事タイトル | *下院選で反イスラム政党が10%得票 |
本文テキスト | 10月20~21日に投票が行われた下院選挙で、「チェコのトランプ」と呼ばれる実業家のアンドレイ・バビシュ氏(63)率いる新興政党「ANO2011」(得票29.6%)が勝利した。2番手の座を争った得票率10%台の3党には、反イスラムや移民排斥を掲げる日系人トミオ・オカムラ氏(45)が党首を務める極右新党「自由と直接民主主義」も含まれる(得票10.6%)。オカムラ氏は日本人の父とチェコ人の母を持ち、両国で自らが経験した差別や疎外感について語る一方で、「イスラム教は宗教ではなく排他的イデオロギー」「イスラム教徒の移民は犯罪率が高い」などと主張する。SNSを使ったこのような宣伝の手法は仏極右政党「国民戦線」のルペン党首に直接教わったという。チェコは2015年の「欧州難民危機」の影響を受けておらず、イスラム教徒は人口の0.1%(日経11/18ほか)。 |