*正教系団体が人工妊娠中絶の禁止を訴え
記事年月 | 2017年10月-12月 |
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号数 | 77 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
国名 | ロシア |
トピック | |
記事タイトル | *正教系団体が人工妊娠中絶の禁止を訴え |
本文テキスト | ロシア正教系団体「命のために」は8月、人工妊娠中絶の禁止を求める請願書に100万人の署名を集めたと発表した。ロシア正教会の最高指導者であるキリル総主教も署名したという。現在、中絶処置は無料であるが、今後、母体が危険にさらされている場合を除き、医療保険の対象から外す法案の審議も始まった。ロシアでは1920年に中絶が合法化されており(スターリン政権下の20年間は禁止)、避妊の手段が乏しいこともあり中絶率が極端に高い。2014年の中絶件数は93万件、1995年には現在の3倍、1965年には現在の6倍。2016年の世論調査では国民の72%が中絶の禁止に反対した(Newsweek10/31)。 |