＊退位日2019年4月30日に決定
| 記事年月 | 2017年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 77 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-7．皇室】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 天皇退位関連 |
| 記事タイトル | ＊退位日2019年4月30日に決定 |
| 本文テキスト | 12月1日に開かれた皇族方や三権の長らによる皇室会議で、天皇陛下の退位日を2019年4月30日にすべきという意見がまとめられた。政府は5日にその旨を閣議で報告した上で、8日に行われた閣議で退位日を正式に2019年4月30日と定める政令を決定した。翌5月1日に皇太子さまが即位し、同日新しい元号が施行される。新元号は2018年半ば頃に公表予定という。 政府は当初、2018年末に退位の方向で検討していたが、宮中行事が多い時期であることから宮内庁が難色を示した。その後、年度末の2019年3月末を軸に再検討していたが、転居が多い時期であることや、統一地方選が実施される時期と重なるため与野党が対立している可能性があることなどが懸念されていた。その点、今回正式に決定した4月末退位案は、政府高官によると「政治的に落ち着いた環境」で迎えられるなどの利点がある。政府は今後、皇位継承の儀式などについて検討する準備組織を2018年1月に設置し、退位に向けた調整を本格化させる（日経・東京12/1、朝日・東京・夕12/8ほか）。 政府は当初、2018年末に退位の方向で検討していたが、宮中行事が多い時期であることから宮内庁が難色を示した。その後、年度末の2019年3月末を軸に再検討していたが、転居が多い時期であることや、統一地方選が実施される時期と重なるため与野党が対立している可能性があることなどが懸念されていた。その点、今回正式に決定した4月末退位案は、政府高官によると「政治的に落ち着いた環境」で迎えられるなどの利点がある。政府は今後、皇位継承の儀式などについて検討する準備組織を2018年1月に設置し、退位に向けた調整を本格化させる（日経・東京12/1、朝日・東京・夕12/8ほか）。 ［→『ラーク便り』75号37～39頁参照］ |