*華人への年賀広告で文化の違い鮮明に
記事年月 | 2018年1月-3月 |
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号数 | 78 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
国名 | マレーシア |
トピック | |
記事タイトル | *華人への年賀広告で文化の違い鮮明に |
本文テキスト | 2月15日付で政府が国内の華字新聞各紙に載せた広告が物議を醸している。広告は中国の春節(旧正月)を祝う目的で作成されたもので、2017年の干支「酉」のニワトリが、2018年の「戌」のように「旺(ワン)!旺(ワン)!」(「旺」には中国語で繁栄の意味もある)と鳴いている図柄。華人団体からの抗議に対し、政府は技術的な間違いだと釈明しているものの、イスラム教社会で犬が不浄とされてきたことから、図柄の組み換えは意図的だったのではないかという指摘もある。この他にもマレーシアでは、犬を連想させる料理名「ホット・ドッグ」の使用などに関して論争が起こっている(日経2/16ほか)。 |