*聖墳墓教会閉鎖、課税計画への抗議
記事年月 | 2018年1月-3月 |
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号数 | 78 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | イスラエル |
トピック | |
記事タイトル | *聖墳墓教会閉鎖、課税計画への抗議 |
本文テキスト | 2月25日、エルサレムのキリスト教指導者らがイスラエルの新たな課税法案の動きに抗議して、イエスの埋葬地とされているキリスト教の重要な聖地「聖墳墓教会」を閉鎖した。閉鎖を決定したのはローマ・カトリック教会、ギリシャ正教会、アルメニア使徒教会の指導者らで、国会で現在審議中のキリスト教の所有財産への課税や土地売買の制限に関する法律に対して、「キリスト教の存在を弱めようとする試みだ」と反発する声明を出した。この抗議活動を受けて当局側が課税計画を中断したため、各会派の指導者らは閉鎖解除を決定。同教会を訪れた巡礼者や観光客の間には混乱が生じていたが、教会は28日に開放された(読売2/27ほか)。指導者らは「私たちの聖なる都が、3大一神教の信仰が共生し、繁栄する地であり続けるようにしたい」と語った(カトリック3/11ほか)。 |