*ビットコイン禁止のファトワ発令
記事年月 | 2018年1月-3月 |
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号数 | 78 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | エジプト |
トピック | |
記事タイトル | *ビットコイン禁止のファトワ発令 |
本文テキスト | 1月1日、エジプトのイスラム教最高指導者でイスラム法の解釈や適用について判断を下す最高権威「大ムフティ」であるシャウキー・アラム師は、「イスラムの教義に反する」として仮想通貨ビットコインの取引を禁止するファトワ(法学見解)を発令した。同師は投機対象になっているとされるビットコインの取引がイスラム教の戒律で禁止される賭博に類似すると主張。聖典コーランには「賭博は悪魔の業で、敵意と憎悪をあおり立てる」と書かれている。ビットコインが投機対象となるのは、外国通貨との交換レートが日々変動し、利益を見込んで売買することができるため。アラム師は経済専門家と協議した上で自国通貨の安定性への懸念も表明した(東京1/6ほか)。 |