*都の結婚啓発動画に批判の声

*都の結婚啓発動画に批判の声

記事年月 2018年1月-3月
号数 78
媒体 国内
大分類 【A-6.政治と宗教】
国名 日本
トピック
記事タイトル *都の結婚啓発動画に批判の声
本文テキスト  都議会定例会で3月2日に一般質問が行われ、結婚に向けた機運醸成のために都が約3千万円をかけて作成した啓発動画に疑問の声が上がった。動画は、あるカップルが1964年の東京五輪・パラリンピックを機に結婚した祖父母に思いを馳せつつ結婚を決意するという内容で、最後に小池百合子都知事が「東京二〇二〇、あなたは誰と観ますか」と問いかけるもの。ツイッターでは「余計なお世話」などの批判が相次ぎ、一般質問では自民党議員が「『行政が結婚を押しつけるな』と都民の批判の声が上がっている」「多様な生き方を選べる時代。なぜ、この事業を立ち上げたのか」などと指摘した。小池氏は結婚を希望しながら踏み出せない人への「後押しも重要」としつつ、「個人の価値観や人生観に十分配慮しつつ取り組む」と応じた(東京・東京2/19、朝日・東京3/3ほか)。
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