*首相の伊勢参拝LINEに政教分離違反の指摘
記事年月 | 2018年1月-3月 |
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号数 | 78 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-6.政治と宗教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *首相の伊勢参拝LINEに政教分離違反の指摘 |
本文テキスト | 政府は1月30日、首相の伊勢神宮参拝を無料通信アプリ「LINE」の官邸公式アカウントで発信したことについて「違憲」で「不適切」と指摘する逢坂誠二衆院議員(立憲民主党)の質問主意書への答弁書を閣議決定した。 答弁書では「(首相の発信や告知が)それ自体宗教的意義をもつ行為ではなく、その効果が宗教に対する援助、助長、促進または圧迫、干渉などになるようなこともない」とし、政教分離の原則を定めた憲法20条に反するなどとする逢坂氏の主張を否定した。また「社会通念上、国民に受容されていると考えているのか」という同氏の指摘に対しては「首相が私人としての立場で行う伊勢神宮参拝については、政府として立ち入るべきものではないことから、お尋ねについてお答えすることは差し控えたい」と応じた(読売・東京1/31ほか)。 |