*カトリックの戒律が鍵をにぎる映画『修道士は沈黙する』

*カトリックの戒律が鍵をにぎる映画『修道士は沈黙する』

記事年月 2018年1月-3月
号数 78
媒体 国外
大分類 【B-7. 西ヨーロッパ】
国名 イタリア
トピック
記事タイトル *カトリックの戒律が鍵をにぎる映画『修道士は沈黙する』
本文テキスト  映画『修道士は沈黙する』(2016年製作、3月17日日本公開)は修道士が事件の鍵を握る政治ミステリー。G8の財務大臣会合の前夜、国際通貨基金の専務理事が変死する。最後に会った人物は「告解をしたい」として理事に呼び出された老修道士であるが、告解の内容は口外してはならないという戒律があるため、沈黙を守る。ロベルト・アンドー監督は、「今日の経済は神の領域にあり、専門家は人形遣いのよう。いわば新しい宗教だ。修道士は彼らと戦う」と含意を説明している(日経3/9ほか)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る