*フーコー『性の歴史』が完結
記事年月 | 2018年1月-3月 |
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号数 | 78 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | フランス |
トピック | |
記事タイトル | *フーコー『性の歴史』が完結 |
本文テキスト | 2月9日、哲学者ミシェル・フーコーの代表作『性の歴史』のうち、未発表だった第4巻がガリマール社から刊行された。原稿が出版社に渡されていることは知られていたが、フーコーの遺言や遺族の意思などにより出版が控えられていた。第4巻には「肉の告白」というサブタイトルがつけられている。初期キリスト教会の教父アウグスティヌスらが残した肉欲や肉体に関する記述をさかのぼり、キリスト教が他の宗教の影響を受けながら、性欲や性道徳、婚姻などにまつわる概念をどのように形作ってきたのかを読み解く内容(朝日3/9ほか)。 |