*南部でテロ、人質の身代わりとなった憲兵中佐を国葬で追悼
記事年月 | 2018年1月-3月 |
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号数 | 78 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | フランス |
トピック | |
記事タイトル | *南部でテロ、人質の身代わりとなった憲兵中佐を国葬で追悼 |
本文テキスト | 3月23日、南部オード県で3件の銃撃事件があり、4人が死亡した。容疑者はモロッコ出身で県内在住の男(25)。「イスラム国(IS)」の戦闘員であると自称し、2015年のパリ同時多発テロの実行犯サラ・アブデスラム被告の釈放を求めたが、検察は単独犯である可能性が高いとみている。また、犯人がスーパーに立てこもった際、軍憲兵隊のアルノー・ベルトラム中佐が自ら人質の身代わりとなることを申し出、銃弾を受けて死亡したことについて、マクロン大統領は「たぐいまれな自己犠牲の精神を示し、英雄として倒れた」と称賛した。同中佐の葬儀はナポレオンの棺が安置されているアンバリッド(傷病兵保護施設)において、国葬として挙行された(毎日3/30ほか)。 |