*福音派伝道師のグラハム氏が死去

*福音派伝道師のグラハム氏が死去

記事年月 2018年1月-3月
号数 78
媒体 国外
大分類 【B-8. 北米・中南米】
国名 アメリカ
トピック
記事タイトル *福音派伝道師のグラハム氏が死去
本文テキスト  2月21日、キリスト教福音派の指導的牧師であるビリー・グラハム氏が99歳で死去した。グラハム氏はノースカロライナ州の農家に生まれ、南部バプテスト連盟の牧師となった。1940年代からラジオやテレビを用いた大規模な伝道集会を始め、約70年間で2億人以上に布教したとされる。同氏はまた数々の組織を設立し、歴代大統領に助言するなど多くの政治問題・社会問題に影響を及ぼした。その立ち位置はリベラルな主流派プロテスタントともファンダメンタリズムとも距離を取る中道的なもので、米国の福音派の地位を向上させた第一人者と言われている(朝日2/22ほか)。
 グラハム氏の葬儀は3月2日、ノースカロライナ州シャーロットの「ビリー・グラハム・ライブラリー」で全世界の伝道組織の指導者を招いて執り行われた。葬儀では長男でビリー・グラハム伝道協会総裁のフランクリン・グラハム氏の説教が行われ、トランプ大統領夫妻、ペンス副大統領夫妻も参列した(クリスチャン3/18)。
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