*ミャンマーでの少数民族の現状を聞くイベント
記事年月 | 2018年1月-3月 |
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号数 | 78 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 2月 |
国名 | 日本 |
トピック | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
記事タイトル | *ミャンマーでの少数民族の現状を聞くイベント |
本文テキスト | ミャンマーのロヒンギャ難民に関する報道がなされるなかで、浄土宗龍岸寺(池口龍法住職、京都市)はイベント「冥土喫茶ぴゅあらんど」を開き、「ミャンマーのキリスト教社会を知っていますか?」のテーマでパウ・シアン・リアン氏(早稲田大学大学院)が講演を行った。リアン氏は少数民族チン族の牧師家庭出身でアッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団の教会員。講演ではマイノリティとして生きてきた自分の体験と、イスラム教のロヒンギャ難民の現状について語った。キリスト教チン族は軍や官公庁での要職に採用されることはまずなく、<教会の十字架が破壊され燃やされる、妨害目的の停電、祈りの禁止と土地からの移転強要は日常的>だという。「平和のために、法の支配の再構築と強化、透明性の確保、社会経済状況の向上、開発の遂行が喫緊の課題です」。1面トップの写真は2017年7月に仏教徒によって破壊された教会(キ21日付。キ21日付及びク18日付に日本国際飢餓対策機構のロヒンギャ難民へ緊急支援の記事)。 |