*聖職者の性犯罪に相次ぎ有罪判決
記事年月 | 2018年4月-6月 |
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号数 | 79 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
国名 | オーストラリア |
トピック | |
記事タイトル | *聖職者の性犯罪に相次ぎ有罪判決 |
本文テキスト | 南東部ビクトリア州の裁判所は5月1日、ジョージ・ペル枢機卿(76)の過去の性犯罪事件について、約1ヶ月間にわたる予備聴聞の結果、10の事件について陪審員による正式な裁判が必要と判断したと地元メディアが伝えた。ペル氏は一切の疑惑を否定し、法廷で潔白を主張している(日経5/2ほか)。 [→『ラーク便り』75号43頁参照] 5月22日にニューサウスウェールズ州の裁判所は、南部アデレードのウィルソン大司教(67)にほかの聖職者の児童への性的虐待を隠蔽したとして有罪判決を言い渡した。ウィルソン氏が1970年に同州の教区に勤めていた際に、当該聖職者が男児に性的虐待をしていたことを知りながら報告しなかったと認定され、最長で2年の禁錮刑となる可能性がある(産経5/23)。 |