*安楽死を決断した104歳の科学者
記事年月 | 2018年4月-6月 |
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号数 | 79 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
国名 | オーストラリア |
トピック | |
記事タイトル | *安楽死を決断した104歳の科学者 |
本文テキスト | 西部パースにあるエディス・コワン大学の生態学者デービッド・グドール氏は、身体の衰えから自死を望み、5月10日に渡航先のスイスで致死量の薬物を注射し死亡した。葬儀は望まず、遺体は献体するように言い渡したという。オーストラリアでは安楽死が認められていなかったため、同月「自殺ほう助」が認められるスイスに渡った。グドール氏は安楽死推進団体の会員だった。公共放送ABC(電子版)によると、同氏は安楽死の決断について「もう、104歳でいずれにしてもあまり長い時間は残されていない。健康状態がさらに悪化すれば、もっと不幸せになるだろう」と語ったという(朝日・夕5/2ほか)。 |