*「愛国主義発揚法」が可決
記事年月 | 2018年4月-6月 |
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号数 | 79 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
国名 | 中国 |
トピック | |
記事タイトル | *「愛国主義発揚法」が可決 |
本文テキスト | 「全国人民代表大会(全人代)」常務委員会は、4月27日に「英雄烈士保護法」を可決した。同法の目的は、愛国主義の発揚を通じて「中華民族の偉大な復興という中国の夢」を実現するため、抗日戦争などの英雄の追悼や関連施設の設備を強化することで、5月1日から施行された。2017年から上海や江蘇省南京の記念館や史跡で、旧日本軍のコスプレで記念撮影をし、インターネット上に投稿することが相次いでいたため、全人代は4月25日に「精日(日本人のような精神を持った中国人)」の法的責任を明確にする必要性を主張し、「英雄烈士の業績や精神を冒瀆したり、侵略戦争を美化したりする行為は、公安機関によって処罰される。犯罪があれば刑事責任も追及する」との条文の追加も提案した(読売4/26ほか)。 |