*伊勢神宮周辺の石灯籠514基、撤去へ

*伊勢神宮周辺の石灯籠514基、撤去へ

記事年月 2018年4月-6月
号数 79
媒体 国内
大分類 【A-1.神道】
国名 日本
トピック
記事タイトル *伊勢神宮周辺の石灯籠514基、撤去へ
本文テキスト  三重県などは4月26日、伊勢神宮の内宮と外宮の間の道路沿いなどに立つ灯籠514基すべてを撤去することを発表した。4月14日に同宮近くの県道で路線バスが歩道の石灯籠に接触して灯籠上部の石が落下、散歩中の男性の頭部に直撃し男性が死亡した事故を受けての措置だという。
 同宮周辺の道路沿いに立つ石灯籠は1950年代に民間団体が寄付を募って設置したものだが、同団体はすでに解散しており、石灯籠は所有者・管理者不明の状態になっていた。老朽化による倒壊の危険性は以前から指摘されていた。さらに今回の事故を受けて現場周辺の26基を撤去したところ、想定以上に危険な状態であると判明。道路を管理する国・県・市が相談して514基すべての撤去を決めた。住民や観光客からは、伊勢の景観を彩ってきた石灯籠の撤去を惜しむ声も上がっている(東京・東京・夕4/27、朝日・名古屋5/13ほか)。
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