＊スラバヤで家族3世帯による連続自爆テロ
| 記事年月 | 2018年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 79 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
| 国名 | インドネシア |
| トピック | |
| 記事タイトル | ＊スラバヤで家族3世帯による連続自爆テロ |
| 本文テキスト | 5月13日から14日にかけて、ジャワ島東部の都市スラバヤとその近郊で、家族ぐるみの犯行による自爆テロ5件が相次いで発生した。13日午前、夫婦と子供4人（9～18歳）の一家が3ヶ所の教会堂で市民12人を巻き添えにして自爆し、同日夜には別の6人家族の自宅で誤爆とみられる爆発があった。翌14日の朝にはバイク2台に分乗した5人家族が警察署を狙って自爆。夫婦と10代の息子2人が死亡し、8歳の娘のほか警察官や市民10人が負傷した。警察は3家族が「イスラム国（IS）」に連帯を表明するインドネシア国内の組織「ジャマア・アンシャルット・ダウラ（JAD）」と関係しており、今回のテロはJAD指導者が逮捕されたことに対する報復とみている。専門家によれば、インドネシア国内で子連れの家族が自爆テロを強行するのは今回が初めてで、過激派組織が女性や子供を戦闘に参加させる傾向は今後増加する可能性があるという（毎日5/16ほか）。 |