*虚偽登記で黄檗宗寺院住職に懲役6年

*虚偽登記で黄檗宗寺院住職に懲役6年

記事年月 2018年4月-6月
号数 79
媒体 国内
大分類 【A-2.仏教】
国名 日本
トピック
記事タイトル *虚偽登記で黄檗宗寺院住職に懲役6年
本文テキスト  担保となっていた黄檗宗寺院「安城寺」の土地建物の所有権を別の寺に移す虚偽登記を行い、1億5千万円を融資した不動産会社に損害を与えたなどとして、背任や詐欺罪に問われていた同寺住職の判決公判が5月7日に開かれ、大阪地裁は懲役6年の判決を言い渡した。判決によれば、住職は自称檀家総代の男と共謀し、担保である土地建物について不動産会社が所有権移転登記することを妨害するため、別の寺に寄付したとの虚偽の登記をした。また、黄檗宗関連施設の改修工事があると偽り、他の建設会社からも保証金名目で3億円をだまし取っていた(日経・大阪・夕5/7ほか)。
    一方、同様に背任と詐欺の罪に問われていた自称檀家総代の男は、6月15日に開かれた判決公判で詐欺罪について一部無罪とされ、懲役4年10ヶ月が言い渡された(毎日・大阪・夕6/15ほか)。
[→『ラーク便り』73号23頁参照
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