*ヒジャブ着用に関する意識調査

*ヒジャブ着用に関する意識調査

記事年月 2018年4月-6月
号数 79
媒体 国外
大分類 【B-4. 中東・西アジア】
国名 イラン
トピック
記事タイトル *ヒジャブ着用に関する意識調査
本文テキスト  女性が頭髪を覆う「ヒジャブ」の着用が義務付けられ、公共の場で着用しない場合10日~2ヶ月の禁錮刑が科されるイランで、ヒジャブを脱ぐ動きが拡大している。この傾向に対し保守派からは懸念が示される一方、ヒジャブを着用せずに外出する女性は少数ながら徐々に増え始めている。2月に政府系機関が公表した意識調査によれば、ヒジャブ着用は強制するべきではなく「個人の問題であるべきだ」と回答した人が49%を占め、2002年の調査よりも15ポイント増加した。政府はこの「脱ヒジャブ」の動きをある程度認める一方で、反体制的な運動に転化することに対しては強い警戒を示す。2017年12月には31歳の女性がヒジャブを脱いで棒の先に吊るす写真がインターネット上で拡散し、約30人の女性が逮捕された(産経6/10)。
[→『ラーク便り』78号44~45頁参照
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