*労働党内で相次ぐ反ユダヤ的発言に批判
記事年月 | 2018年4月-6月 |
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号数 | 79 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | イギリス |
トピック | |
記事タイトル | *労働党内で相次ぐ反ユダヤ的発言に批判 |
本文テキスト | 最大野党・労働党のコービン党首を支援するフェイスブックのグループのうち、約20が反ユダヤ的発言を行っていたことが問題視され、同党首は4月1日に同サイトの個人アカウントを閉鎖した。コービン党首は党の最左翼に位置し、中東問題ではパレスチナ支持を鮮明にしている。党内では、地方議員がホロコーストを否定した問題で3月31日に全国幹部委員会トップが辞職に追い込まれ、4月1日付『サンデー・タイムズ』では党幹部のスタッフがSNSで「ヒトラーは(ユダヤ人虐殺の)任務をきちんと終えるべきだった」と発信したと報じられた。ユダヤ系有権者は労働党の有力支持基盤の1つとされているが、相次ぐ反ユダヤ的発言を受けて、党の体質に問題があるとの批判も起きている(朝日・夕4/2ほか)。 [→ラーク便り71号53頁参照] |