＊即位礼・大嘗祭(だいじょうさい)を主題にマスコミ対象セミナー
| 記事年月 | 2018年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 79 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 4月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 神社新報 |
| 記事タイトル | ＊即位礼・大嘗祭(だいじょうさい)を主題にマスコミ対象セミナー |
| 本文テキスト | 3月27日、日本文化興隆財団会議室（渋谷区）にて、神社本庁が報道関係者を対象とした「伝統文化セミナー基礎講座」を開催した。この講座は2009年から開講しているもので、今回は齊藤智朗・国学院大学教授が「即位礼・大嘗祭の歴史」と題して講義を行った。齊藤氏は今上天皇の譲位に至った経緯や即位礼・大嘗祭の歴史をたどった上で、即位における皇室の儀式に関する法規が戦後にすべて廃止され、現在まで整備されていないことや、平成の即位礼・大嘗祭では政教分離の原則から諸儀式・行事が国事行為と皇室の公的行事に分けられたことなどを説明した。即位礼が海外の要人を招いて行われる国際的性格を持つ一方、大嘗祭は伝統的性格を持ち、両者は「二つの性格を相互に補完しつつ、天皇と国家・国民が一体となっておこなわれる儀式」と述べた（9日付。30日付、6月11日付に同類記事）。 |