*道徳教科書に本願寺派総長の詩が掲載

*道徳教科書に本願寺派総長の詩が掲載

記事年月 2018年4月-6月
号数 79
媒体 専門紙
大分類 5月
国名 日本
トピック 中外日報
記事タイトル *道徳教科書に本願寺派総長の詩が掲載
本文テキスト  2018年度から小学校で道徳が「特別な教科」となり、検定教科書を用いた授業が行われるなか、教育出版発行の小学6年生の教科書に浄土真宗本願寺派の石上智康総長の詩が掲載されている。詩は2009年に大平光代弁護士との共著で徳間書店から刊行された『いまのあなたのままでいい』の冒頭にあるもので、自然の恵みやいのちのつながりの中で一人一人のいのちが生かされていることを仏教用語を用いず訴える内容。「かけがえのない命を尊重する」ための教材として収録された。詩のなかでは「ありがたくいただく 毎日の食事 生きる源 手を合わせ『いただきます』」とあるが、教科書出版元は「人間が本来持っているであろう『生命を尊重する。感謝の気持ちを大切にする』心のありようを表わしており、特定の宗教や宗教観にとどまらない世界を描いているのではないか」と答えている(25日付)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る