*建築基準外モスク倒壊で地震被害拡大か
記事年月 | 2018年7月-9月 |
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号数 | 80 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
国名 | インドネシア |
トピック | |
記事タイトル | *建築基準外モスク倒壊で地震被害拡大か |
本文テキスト | 8月6日夜、バリ島東部に位置するロンボク島でマグニチュード6.9の地震が発生し、各地のモスクで礼拝中だった多数の住民が瓦礫の下敷きになり死傷した。地震から1週間後には死者が300人を超え、およそ39万人が避難生活を余儀なくされた。同島では住民が自らの手でモスクなどを建設することが多く、今回の地震で倒壊した建築物の大部分は国の建築基準を満たしていなかった。専門家によれば、モスクのような尖塔を持つ構造物は上部に重みを持つため、コンクリート製であっても柱の耐震性が弱くなる。地元住民の間では、大きなモスクが崩れたのが信じられない、モスクで礼拝することへの恐怖心が拭い切れないといった声が聞かれているという(朝日8/12ほか)。 |