*豚成分含む予防接種を宗教指導者が呼びかけ
記事年月 | 2018年7月-9月 |
---|---|
号数 | 80 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
国名 | インドネシア |
トピック | |
記事タイトル | *豚成分含む予防接種を宗教指導者が呼びかけ |
本文テキスト | 9月19日、インドネシアウラマー評議会(MUI)は豚成分を含む風疹用ワクチンの接種率が低迷していることを受けて、予防接種は義務であるとの呼びかけを市民に向けて行った。保健省は8月に未成年者へのワクチン接種キャンペーンを開始したが、1ヶ月を経過しても接種率は45%に留まっていた。低迷の原因はワクチンがハラル認証を受けておらず、接種を拒否する住民が多かったこと。しかし、風疹にかかった女性の乳児の死亡例が報道されるに及んで、接種問題は国民的な議論に発展した。知名度の高いイスラム教指導者も運動に加わり、「ハラルのワクチンがないなら死よりは豚を選ぶべき」と動画で呼びかけを行った(朝日9/21)。 |