*清大寺の滞納市税40億、債権放棄へ
記事年月 | 2018年7月-9月 |
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号数 | 80 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-2.仏教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *清大寺の滞納市税40億、債権放棄へ |
本文テキスト | 9月27日、福井県勝山市にある臨済宗妙心寺派の大師山清大寺を建立、運営し、経営破綻した不動産管理会社など2社の滞納市税約40億8千万円を市が不納欠損処理していたことが分かった。同処理は地方自治体が何らかの理由で徴収の見込みが立たない歳入の徴収を諦めることで、民間の債権放棄に当たる。これによって1996年以来滞納となっていた市民税の担保として差し押さえられていた同寺の五重塔や敷地約3万4千平方メートルなどの差し押さえが解除された。同市は2007年以降、公売見積価額(最低落札価格)35億円で五重塔などを公売に出していたが、応札はなく、計9回の公売はすべて不調に終わっていた。同市はこのまま公売を続けても回収の見込みがないと判断。2014年に国税徴収法改正で差し押さえ解除の要件が明確になったことを受け、同処理に踏み切った(福井・福井9/28)。 |