*喪主に地域差、複数で務めるケースも
記事年月 | 2018年7月-9月 |
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号数 | 80 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *喪主に地域差、複数で務めるケースも |
本文テキスト | 新聞に掲載される「おくやみ記事」を通して喪主の選び方の変化などを追った調査の結果が7月18日、報じられた。調査では、おくやみ記事を無料で掲載している12地方紙の2007年1月分と2017年1月分を対象として、75歳以上の男性が死亡した場合に喪主を務めた人物を分類した。 2017年1月の各紙を調べた結果、茨城県など多くの地域で長男が喪主になるケースが妻の6倍以上であることが明らかになった。一方、佐賀県や長崎県では妻が喪主であるケースが長男の2倍に上るなど、地域差が浮き彫りになった。また、一部地域では複数の人が喪主を務める「複数喪主」の事例が増えているという。2007年1月の信濃毎日新聞(長野県)では複数喪主の割合は2.2%(36件)に留まっていたが、2017年1月には11.7%(206件)に上った(茨城・水戸7/18、信濃毎日・長野8/17ほか)。 |