*崎津集落で「三宗教の御朱印」発布

*崎津集落で「三宗教の御朱印」発布

記事年月 2018年7月-9月
号数 80
媒体 国内
大分類 【A-3.習俗・慰霊】
国名 日本
トピック
記事タイトル *崎津集落で「三宗教の御朱印」発布
本文テキスト  「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産である「天草の崎津集落」(熊本県天草市)で7月29日、集落内の神道、仏教、キリスト教の三宗教の霊場に巡拝した人に対して御朱印を発布する取り組みが始まった。キリスト教会が御朱印を発布するのは極めて異例だという。同日、遍路の白装束を纏った約60人の一行が曹洞宗普応軒、崎津諏訪神社、崎津教会を訪れ、御朱印を授与された。
 企画団体側は「潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産登録について、禁教下の約250年間に周囲の神道・仏教の信者が誰も密告しなかったという奇跡の歴史のおかげで「潜伏」が可能になったとし、「三宗教の御朱印」は3つの宗教の支え合いの象徴として発案されたものと話す(朝日・熊本7/30)。
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