*タブー視されているワーグナーの作品を放送

*タブー視されているワーグナーの作品を放送

記事年月 2018年7月-9月
号数 80
媒体 国外
大分類 【B-4. 中東・西アジア】
国名 イスラエル
トピック
記事タイトル *タブー視されているワーグナーの作品を放送
本文テキスト  19世紀ドイツの音楽家リヒャルト・ワーグナーの楽劇「神々の黄昏」の一部がクラシック専門局「ボイス・オブ・ミュージック」で8月31日に放送されたことに関して、9月2日にラジオ局の運営会社が謝罪した。ワーグナーはヒトラーが愛好した音楽家で、親ナチスや反ユダヤ主義との関連で語られる機会が多い。イスラエルでワーグナーによる作品の演奏は法律で禁止されているわけではないが、コンサートホールやオーケストラは観客の心情に配慮して上演を控えている。運営会社は「ワーグナーの楽曲は今後放送されない。そのような放送がホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の生存者に与える苦痛を理解するからだ」と述べた(毎日9/4)。
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