*2大聖地を結ぶ高速鉄道が完成
記事年月 | 2018年7月-9月 |
---|---|
号数 | 80 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | サウジアラビア |
トピック | |
記事タイトル | *2大聖地を結ぶ高速鉄道が完成 |
本文テキスト | 西部に位置するイスラム教の2大聖地、メッカとメディナの間を運行する「ハラマイン高速鉄道」が完成し、サルマン国王主催の開通式典が9月25日に行われた。メッカを訪れる巡礼者の数は毎年約800万人に上るため、彼らをターゲットにした「巡礼ツーリズム」を展開して多額の外貨を回収する試み。従来バスを使用して6時間かかっていた聖地間の移動時間が、最高時速300kmで走る高速鉄道により2時間強に短縮される。2大聖地に加え商業都市ジッダにも停車駅が設置され、年間600万人の利用者が見込まれている。原油価格の低迷により財政赤字が続くサウジアラビアにとって、原油依存からの脱却に向けた産業育成や収入源の多角化が課題となっている(産経9/29)。 |