*南部スワイダ県のISテロで200人超死亡
記事年月 | 2018年7月-9月 |
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号数 | 80 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | シリア |
トピック | |
記事タイトル | *南部スワイダ県のISテロで200人超死亡 |
本文テキスト | 7月25日、内戦の続く南部スワイダ県で「イスラム国(IS)」による襲撃が相次いで発生し、翌26日までに死者はIS戦闘員、応戦した兵士、民間人などを含めて約220人に達したと報じられた。ISは犯行声明を出し、「100人以上の背教者が死亡した」と攻撃能力を誇示した。スワイダ周辺のISはイスラム法を基盤とした国家建設を主張してISに加わったジハード(聖戦)主義勢力が母体とみられ、1千人規模の民兵が存在するとされる。2017年10月にシリア最大拠点ラッカを失いIS全体の勢力が弱体化する中で、独自の判断で攻撃を行った可能性も指摘される(毎日7/26ほか)。30日には、この攻撃に伴ってイスラム教少数派であるドルーズ派の女性約30人と子どもが拉致されたことがわかった。ISはドルーズ派を「異教徒」とみなしており、女性たちの殺害が懸念される(東京7/31)。 |