*ハンセン病療養施設内の教会が解体
記事年月 | 2018年7月-9月 |
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号数 | 80 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-4.キリスト教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *ハンセン病療養施設内の教会が解体 |
本文テキスト | 熊本地震で被災した国立のハンセン病療養施設「菊池恵楓園(けいふうえん)」(熊本県合志市)内にあった菊池黎明教会堂が取り壊されたことが7月2日に報じられた。同療養施設では1913年に入所者数人が洗礼を受けたことをきっかけに、次第にキリスト教徒が増え、一時は信徒の数が百人以上に上ったという。1952年には全国の療養所で慈善活動を行っていた東京の好善社が療養施設内に教会堂を建設。以降、多くの入所者が祈りを捧げてきた。しかし、熊本地震による被災に加え、入所者の高齢化により「修理しても、教会の維持は難しい」という状態に。信者の意向を受けて療養施設が2018年2月に取り壊しを行ったという。療養施設は跡地に看板を立て、教会堂の歴史を後世に伝える方針を示している(熊本日日・熊本7/2)。 |