*君が代不起立訴訟、最高裁にて請求棄却
記事年月 | 2018年7月-9月 |
---|---|
号数 | 80 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-6.政治と宗教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *君が代不起立訴訟、最高裁にて請求棄却 |
本文テキスト | 卒業式などの「君が代」斉唱時に起立しなかったため定年後の再雇用を拒まれた都立高校の元教職員22人が、都に賠償を求めた訴訟の上告審判決が7月19日、最高裁第一小法廷で下された。東京都教育委員会が「裁量権の逸脱・乱用」をしていると主張した原告側に対し、裁判所は、当時の再雇用制度が基本的に任命権者の裁量に委ねられていた点に触れ、都教委が元教職員らに下した判断が「著しく合理性を欠くとはいえない」とし、約5千万円の賠償を命じた二審判決を破棄。元教職員らの請求を棄却した。 原告側の片山むぎほさんは「生徒に良心の自由を説明してきた。それに反する行動をするのはうそつきになる。判決に怒りを感じる」と話す(朝日・東京7/20、赤旗7/20)。 |