*中絶合法化法案、上院で否決
記事年月 | 2018年7月-9月 |
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号数 | 80 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-8. 北米・中南米】 |
国名 | アルゼンチン |
トピック | |
記事タイトル | *中絶合法化法案、上院で否決 |
本文テキスト | 6月に下院を通過した人工妊娠中絶を合法化する法案の上院での採決が8月9日に行われ、反対多数で否決された。同法案はこれまで厳しい条件付きだった中絶を全面的に認めるもので、女性の権利拡大に伴い支持を集めていた。法案をめぐっては国内で反対派による運動が展開され、SNS上で「神の名による」とする組織的な批判を受けた賛成派議員も見られた。アルゼンチン出身の教皇フランシスコも下院での可決を受け、ナチス・ドイツの優生学思想を引き合いに出し強く反対していた(キリスト9/1ほか)。 [→『ラーク便り』79号60頁参照] |