*ヤズディ教幹部が来日、ISの虐殺訴える
記事年月 | 2018年7月-9月 |
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号数 | 80 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 7月 |
国名 | 日本 |
トピック | 仏教タイムス |
記事タイトル | *ヤズディ教幹部が来日、ISの虐殺訴える |
本文テキスト | イスラム国(IS)による攻撃を受けたヤズディ教の幹部らが初来日し、7月10日にWCRP日本委員会主催の学習会と記者会見に臨んだ。来日したのは同教の代表を示す「プリンス」であるブリーン・タフシーン氏とカラフ・メルザ氏で、学習会は「ヤズディ大虐殺を知る」をテーマとした。ヤズディ教徒はイラクに50~60万人、シリアに8~10万人、ドイツに10~15万人など複数国に存在する。ISはヤズディ教を「邪教」とみなし、2014年8月3日に発生した虐殺では1日で1293人が殺され、生き埋めのシーンがメディアで公開された。また、6千人以上の女性や子どもたちを誘拐し、性奴隷や少年兵として扱った。女性は10ドル・10ユーロで売買されているという。なお、「私たちを助けてくれたのは友人のムスリムたち」と述べ、ISの行いは「宗教(イスラーム)による行為ではない」とも訴えた(19日付。中外日報18日付、カトリック新聞22日付に同類記事)。 |