*ペトロ岐部の列福10周年でシンポジウム
| 記事年月 | 2018年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 80 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 7月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
| 記事タイトル | *ペトロ岐部の列福10周年でシンポジウム |
| 本文テキスト | 「ペトロ岐部と187殉教者」の列福10周年を記念し、6月30日、カトリック麹町教会(聖イグナチオ教会)でシンポジウムが開催された。上智大学の川村信三教授(イエズス会神父)はペトロ岐部を扱った小説として、遠藤周作が『沈黙』を著したのと同じ1966年に書いた『銃と十字架』を評価。遠藤は「弱さ」を強調した作家と解釈されるが、同書では殉教者の「強さ」を描いており、この2作品が同年に書かれたことに意味があるとした。また、遠藤の「キリスト教は決してヨーロッパのものではない」という問題提起はペトロ岐部に由来することを紹介した(カ15日付)。 |