*本願寺派の重点プロジェクトで「貧困の克服」
記事年月 | 2018年7月-9月 |
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号数 | 80 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 7月 |
国名 | 日本 |
トピック | 中外日報 |
記事タイトル | *本願寺派の重点プロジェクトで「貧困の克服」 |
本文テキスト | 浄土真宗本願寺派は2018年度より、「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)の第3期重点プロジェクトの実践目標として「貧困の克服に向けて~Dãna for World Peace~子どもたちを育むために」を掲げている。宗制前文にある「自他共に心豊かに生きることのできる社会の実現」、2015年の「平和に関する論点整理」、2016年10月に大谷光淳門主が示した「念仏者の生き方」などに基づいている。しかし、宗門内には「宗教教団が主体的に取り組む問題としては漠然としていないか」などの議論もある。具体的には、子ども食堂やNPO「おてらおやつクラブ」との連携などについて、「NPOが既に実施していることに、途中から教団が参画するのは主体性がない」「経済的側面支援に取り組むことが念仏者のすることなのか」といった反論があった。宗門では学習会などを開催して、浸透をはかっている(6日付)。 |