＊羅州(ナジュ)の聖母像の奇跡を否定する書簡
| 記事年月 | 2018年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 81 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
| 国名 | 韓国 |
| トピック | |
| 記事タイトル | ＊羅州(ナジュ)の聖母像の奇跡を否定する書簡 |
| 本文テキスト | 韓国カトリック司教協議会秘書のキム・ジョンチュル神父が、アジア司教協議会連盟会長のオズワルド・グラシアス枢機卿宛てに「羅州の聖母巡礼所に関する書簡」（2018年9月21日付）および文書2つを送付し、それらのアジア各国の司教協議会への配信を要請した。文書は、光州教区の前教区長であるチェ・チャンム大司教による羅州の聖母像にまつわる現象に関する教令（2008年1月21日）と、現教区長のキム・ヒジュン大司教によるガイドライン（2012年7月6日）。それらによれば1985年6月30日に始まった、ジュリア・ユンの家の聖母像の目から血の涙が流れ出るという現象は、2008年と2011年に発表された教皇庁教理省の公式見解から確認できるように、超自然的なものではない。神に由来するものでもなく、健全なキリスト教信心とも無関係だという。同書簡は、韓国カトリック司教協議会が光州教区大司教の教令とガイドラインの内容を支持し、アジアの司教、司祭、信者たちに羅州の聖母巡礼所を訪問しないよう要求している（カトリック11/11）。 |