*金閣寺で未完の池を発見
記事年月 | 2018年10月-12月 |
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号数 | 81 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-2.仏教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *金閣寺で未完の池を発見 |
本文テキスト | 鹿苑寺(金閣寺)が京都市埋蔵文化研究所に委託して行った発掘調査の結果、金閣の前庭にある鏡湖池(きょうこち)の南側に未完の池跡が見つかったことを、10月11日に発表した。また、池跡とともに14世紀末頃の築造とみられる礎石も発掘されており、これらは足利義満が出家後に「北山殿」を整備した時期と重なるため、義満の政治的意図や金閣寺の変遷を知る手掛かりとされる。未完の池は「北山鹿苑寺絵図」(1790年)で確認されていたのみで、同絵図では青塗りの鏡湖池に対して未完の池跡は白いままであった。今回の調査では、盛土された遺構が複数発掘されたものの水を張った痕跡が確認されないことから、未完の池と判断した(産経・東京10/12ほか)。 |