*仁和寺1泊100万円の一方で、拝観料無料化
記事年月 | 2018年10月-12月 |
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号数 | 81 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-2.仏教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *仁和寺1泊100万円の一方で、拝観料無料化 |
本文テキスト | 訪日外国人客の増加などを受け、真言宗御室派総本山・仁和寺は2018年春より、外国人富裕層向けの宿坊をはじめた。世界遺産に泊まり、一般公開されていない国宝「金堂」を拝観できるなどといった貴重な体験を提供することが売りで、1泊料金は5名までで100万円。宿泊実績は12月までに5組ほどだが、世界中から問い合わせがあるという(朝日・東京12/6ほか)。 こうした一握りの人を対象にしたような事業とは別に、伝統文化の継承を目的に、同寺は高校生以下の拝観料を段階的に無料とする方針を進めている。京都市内の主要寺院では初の試みで、境内の無料散策のみで参拝を終える修学旅行生らを憂慮してのことだという。同寺では約370年前に金堂が完成して以来となる五大明王壁画の特別拝観が10月中旬に始まっており、まずはこの特別拝観を高校生以下無料とした。続いては、2019年春に予定している観音堂の修復記念公開を同様に対応する方針(毎日・東京・夕12/12)。 |